2021/11/14 12:23

週末の休みの時間などに、CDラジカセで音楽を聴くことがあります。
その時は通常、カセットテープに録音した音源をかけています。

ですがその音源は、たいてい手持ちのCDから録音したもの。
CDラジカセなのだから、CD媒体をそのままかけて良さそうなのに、カセットテープに録音したものを聴いています。

以前も考えましたが、これはなぜなのか? 現在でもはっきりした理由は分かりません。
でも、本能的に身体が選んでいる行動、という感覚があります。

(上記画像:筆者手持ちのカセットテープより)

〇カセットテープ再生音の魅力・良いところ
改めてその理由が何なのか、考えてみますと、
まずは、きちんとカセットデッキで録音されたカセットテープからの再生音は、オリジナルのデジタル音源より、心地よいバランスになりうる、ということでしょうか。

もう少し詳しく書きますと、
低音域が十分に鳴って、その上に中音域、そして高音域と、音が安定的に積み重なる印象になる。
デジタル音源では往々にして過剰になりがちな高音域が幾分抑えられ、音全体が、耳にやさしい、ちょうどよいバランスに落ち着く。
こんな感じです。

一方、再生音の周波数特性はオリジナル音源を尊重して欲しいものです。
また、カセットテープにつきものの回転ムラや音量が波打つような変化も、あってほしくありません。

〇再生装置にはある程度こだわる必要があります
そのため、カセットプレーヤーとなるラジカセは何でもよいわけではなく、パナソニックのRX-D47か、ソニーのCFD-RS501、現状はこの2台にほぼ限られています。
いずれも、近年のラジカセの中では、カセットテープの音を極力忠実に再現できる走行系やアンプ部を持っており、多くの場合、安心してカセットテープが聴ける製品だからです。


(上記画像:(上)パナソニック・RX-D47S、(下)ソニー・CFD-RS501)


〇その性能を十分に発揮しているカセットテープには、代えがたい魅力があります
副次的に、休み時間に手遊び的に、カセットテープ=手ごろなサイズのメカ的なもの、を扱ってみたいという場合もあります。
ですがやっぱり、カセットテープの音質が身体的になじみやすく好ましい点が、CDラジカセでカセットテープを再生する理由として大きい気がします。

同じアナログオーディオでも、レコードと比較すれば低レベルなもの、と誤認識されがちなカセットテープですが、
きちんと録音され、その性能を十分に発揮するカセットテープは、ノーマルテープでも、他には代えがたい魅力があることは確かだと思います。

これからもカセットテープオーディオの良さを、少しずつでもお伝えしていければ、と思っております。