2022/08/21 16:02
〇最近のInstagramの体験から
向実庵のInstagram(https://www.instagram.com/hrm_kojitsu/)には、おかげさまで8月21日現在で470名を超えるフォロワーの方がいらっしゃいます。
その過半数は海外の方です。
フォロワーの方々のハンドルネームは英語以外にロシア文字、ラテン系やアラビア系と思われる文字も見られ、多彩な国々からInstagramへの投稿をご覧いただいています。
ですが、このような状況になったのはまだ最近、2022年の5月からです。
2022年の5月上旬、製品の告知のため、下記と同じ「EX-C90<スモークグレーハーフ+緑ラベル>」の画像を投稿したところ、海外からの閲覧者数が急に増えました。
ひょっとしたら、Instagramで著名な方がアカウントを紹介してくださったのかもしれません。

(上記画像:EX-C90<スモークグレーハーフ+緑ラベル>レトロ調デザインのカセットテープ)
以降、投稿あたり10件前後だった「いいね」が、ときには3桁に届くようにもなりました。この頃50人程度だったと記憶するフォロワー様の数も、3ケタになり、400人を超えました。
ご覧いただいている皆様に改めてお礼申し上げます。
〇投稿をご覧いただける理由を想像しますと
当店の製品の多くは、ソニーやTDK等、往年の著名ブランドの製品からデザイン的なヒントをいただいております。ですが、無名の日本のショップが販売するカセットテープに対して応援をいただけるとは、大変ありがたくも、いささか不思議な感じもしています。
国内はデジタル全盛で「カセットテープは過去のもの」が世間一般の認識、そういえると思います。
しかし、海外ではカセットテープがまだまだ現役で、主要なオーディオメディアの地位にある国も案外多いのであろう、そのように想像しています。
〇カセットテープオーディオをこのまま衰退させてしまうのはあまりに残念
カセットテープのポテンシャルを十分に引き出して録音できるカセットデッキは何年も前から製造されておらず、カセットテープオーディオの先行きは心細い状況です。
「あと何年楽しめるのだろうか」と心配になる、という方は私以外にもいらっしゃるのではないでしょうか。
長年にわたり、日本のみならず世界中で音楽文化の一端を担ってきた、そして国によっては現在も現役とも思われるカセットテープオーディオを、時間の経過に任せてこのまま衰退させてしまうとしたら、あまりに残念なことです。
オーディオメーカー様には、せめて、現在も新品が生産されているノーマルポジションカセットテープだけでも、そのポテンシャルをフルに引き出して録音・再生ができる、Hi-Fi性能を有するカセットデッキなりレコーダーの生産を復活して欲しいところです。
もちろん、ハイポジションやメタルポジションへの対応、ドルビーB/C等のノイズリダクションなども欲しいのですが、いったん途切れてしまった技術を回復するには時間と手間とコストがかかります。
まずは一番ベーシックなところの性能をきちんと確保していただけることが肝心ですし、改めて製品化もしやすいだろうと思います。
〇できる限り、声を上げていこうと思います
今時カセットテープオーディオなどと、他の方から見れば「おバカなこと」と笑われるのかもしれませんが、向実庵は、カセットテープオーディオの灯をともし続けるため、できる限り声を上げていこうと思います。
先日、ソニー、ティアック、D&Mホールディングス、パナソニック、マクセルホールディングスなど、オーディオメーカー様が法人会員に名を連ねる「日本オーディオ協会」様に、「『Hi-Fiオーディオ』としてのカセットテープオーディオの復活を」という題のメッセージ(陳情書?嘆願書?)をお送りしました。
中身は、各メーカー様が連携し合って、改めてデッキなどHi-Fi品質のカセットテープオーディオを復活させていただきたい旨のメッセージです。
法人会員様にもお送りしたメッセージを共有いただきたい旨も書きました。
また、この一通に限らず、引き続き各オーディオメーカー様にも、カセットテープオーディオ復活を願うメッセージをお送りさせていただこうと思います。
「願望をかなえるためには、しっかりと達成できた状態を想念すること」といった意味のことが、ある本に書いてあったと記憶しています。
最初から諦めたりせず、できる限りを尽くしてみようと思います。