2020/09/22 17:33

向実庵では「レトロ調デザインのカセットテープ」を販売しておりますが、店主自らもこの製品のユーザーです。


マクセルのURやナガオカトレーディング等、メーカー製カセットも使用しますが、現在主に使っているのは当然と言いますか、自家製造のカセットです。

このブログでは実際にどのように使っているか、具体例をちょっとご紹介したいと思います。

基本的にはいつもブログでご紹介している通り、CD等の音源をカセットデッキで録音して、デッキやラジカセで再生する、という使用法ですが、どんな音源をどのように録音しているか? どうぞご覧ください。

(例1)昔懐かしい洋楽系:M.ジャクソン「オフ・ザ・ウォール」

このアルバムに収められている1曲目と2曲目のヒット(1979年)は、リアルタイムで記憶しています。FM放送をカセットに録音してよく聴きました。しかし、このアルバムを購入したのは3年ほど前で、わりあいに最近です。

最初、画像左のミュージックテープ(中古)を購入しましたが、A面に1か所、十数秒ほど音がこもる部分があり、後日改めてCDを購入。テープ音質でも聴いてみたいと思い右の<白ハーフ+緑ラベル>C46に録音しました。
バイアス調整(浅め=マイナス側に)するとCDと遜色なく高音が伸び、また入力は瞬間的に+4~5dBくらいまでメーターが振れるよう設定するとSN比もよく、ノイズリダクションなしで十分です。

(例2)昔懐かしい邦楽系:山下達郎「ライド・オン・タイム」

これも確か1979年(→訂正:1980年リリースです)、マクセルUD(第2世代)の広告やCMに起用されたのが山下達郎。シングル「ライド・オン・タイム」も上のアルバム(当時はアナログLP)もヒットしました。
画像に写っている黒ハーフ+茶ストライプのカセットは<黒ハーフ+青ストライプ>と中身が同じ試作品(TDKのODがモチーフ)です。このアルバムの現行CD版はボーナストラックが追加されていますが、オリジナルの曲目のみなら録音にはC46がぴったりです。
(インデックスカードに曲目を書かず、付箋を貼っているのはテスト録音のつもりだったからですが、・・そのままレギュラー扱いになりました。)

このカセットも、録音に際してCDに忠実な音質になるようバイアスを浅めに調整し、ノイズリダクションなしで聴けるよう、入力も歪まないぎりぎりを狙って録音したつもりでしたが、・・もう少しだけ抑えめに録音した方が歪みっぽくなかったかな、と反省。(録り直しすればいいだけですが‥。)

(例3)クラシック器楽曲系:フランス音楽中心のベスト編集

これはベスト編集の一例です(インデックスが乱筆ですみません)。
60分とやや短いですが、実際のオーケストラの演奏会(二部構成)を意識して曲目や順番を考えました。

「演奏会」のメインはB面・ドビュッシーの「海」。
A面に収めた「演奏会」の前半。前プロには同じドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」。つづく中プロはラヴェルの「ダフニスとクロエ・第二組曲」。(以上、往年の吹奏楽ファン好みかもしれません。)
カセットは<白ハーフ+青ストライプ(試作版)>C60です。所要時間を計算すると、上記の曲目でA面とB面それぞれ少しずつ時間が余ります。そこでオープニングとアンコールに1曲ずつ小品を追加しています。

画像中のCDは2枚ですが、実際は4枚のCDから音源を抽出しました。それらの音源は一旦CD-R1枚にまとめ、そこからカセットに録音しています。

このカセットへの録音の際も、元の音源に極力忠実な音質となるようバイアスを調整。ラジカセでも聴けるようにノイズリダクションはオフ。ですが、URに較べると幾分ヒスノイズが目立たないこのカセットの特性もあり、また、入力レベル設定をぎりぎりまで詰めることで、ヒスノイズは静かな場面でもそれほど気にならないです。

このカセットはたびたびラジカセ(ソニーCFD-RS501、パナソニックRX-D47など)でも聴きます。
特に、きちんとしたヘッドフォンなら、カセットデッキに近い音質で聴けます。

以上、やや長めになりましたが、店主による「レトロ調デザインのカセットテープ」の使い方のご紹介でした。
今後、お読みいただいた皆様による利用方法・利用状況など、伺う機会が持てれば幸いです。

<向実庵からのメッセージ>

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